『お金の地図』(ダニエル・レナー・著)表紙
お金・投資

お金の地図

貯める・守る・育てるの順番で、もう迷わない

著者
ダニエル・レナー
シリーズ
やさしいお金 第3巻
分野
お金・投資

「まず貯金でしょ」。そう言われた翌日、別の人から「いや、これからは投資だよ」と言われ、週末には「保険にだけは入っておけ」と念を押される。三人ともたぶん正しい。なのに、あなたは一歩も動けません。足りないのはお金の知識ではなく、その正しい助言を「どの順番で並べればいいか」を教えてくれる、一枚の地図です。

この本は、すごい儲け方の本ではありません。お金を「貯める・守る・育てる」という正しい順番に並べ直すだけで、霧が晴れるように次の一歩が見えてくる——そのための一冊です。知識ゼロでも、計算が苦手でも、まったく問題ありません。

この地図の上を、はじめから順に歩いていきます。

  • まず「差額」をつくる——先取りで、勝手に貯まる土台をつくる
  • もしものための安全ネット(暮らしを守るお金)を、投資より先に置く
  • 高い金利の借金は、育てるより先に消す
  • 大きな災難への備え方(保険の考え方・国のしくみに依存しない)
  • 「うますぎる話」=詐欺から、自分を守る
  • 育てる(投資)は、いちばん最後でいい——シンプルに、退屈に
  • 使う時期でお金の置き場所を変える「時間の物差し」
  • 意志ではなく仕組みで——自動で、退屈に、続けていく

むずかしい理論は出てきません。選択肢が多すぎるとかえって動けなくなること、「まず自分に払う」という古くからの知恵(クレイソン『バビロンの大富豪』)、短期の相場は人気投票・長期は重量計だと見たグレアムの視点、何より損をしないというバフェットの姿勢まで——遠回りを避けるための確かな考え方だけを、やさしい日常のことばに開いて渡します。

あおりも、説教もありません。あるのは、コーヒー片手に隣のやさしい友人が教えてくれるような、落ち着いた順番の話だけ。読み終えるころ、あちこちに散らばっていたお金の不安は、一本の、歩ける道に変わっているはずです。

※本書は『ほったらかしで、お金は育つ』の著者 Daniel Renner による「やさしいお金」シリーズ第3作です。

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