お金の話を、けんかにしない
夫婦・家族のための、お金の会話術
- 著者
- ダニエル・レナー
- シリーズ
- やさしいお金 第2巻
- 分野
- お金・投資
- 形態
- 電子書籍(Kindle)/紙書籍
- 出版社
- 文灯社
お金の話になると、なぜか空気が悪くなる——切り出すのが怖い、すぐ責め合いになる、だから先延ばしにしてきた。そんなあなたへ。この本は、家計のやりくり術ではありません。お金について「もめずに話す」ための本です。
たった三千円の出費で、一時間も口をきかなくなる。問題は、その三千円ではありません。お金のけんかは、たいていお金の話ではないからです。その下には、安心・自由・公平・愛・コントロールという「本当のテーマ」が隠れています。
本書が伝えるのは、むずかしい理論ではなく、いくつかのシンプルな考え方と、ほんの少しの練習だけ。 ・けんかの表面の金額ではなく、その下の「本当のテーマ」を名指しする ・お金の「性格」に優劣はない——相手の、そして自分の「物語」を知る ・関係を壊す話し方(批判・防御・侮辱・黙り込み)を避ける ・意志ではなく「設定」で——落ち着いて話す時間を仕組みにする ・やわらかく切り出し、「あなた」ではなく「わたし」を主語にする ・向かい合って責め合うのではなく、横に並んで「問題」を見る ・「公平」は「同額」とは限らない——金額の前に、原則に合意する ・隠しごとは、根性ではなく仕組みで防ぐ
パートナーだけではありません。親の老後のお金、子どもへのお金の伝え方、友だちとの貸し借りまで——言い出しにくいお金の話に、やさしく効く道具をそろえて渡します。
あおりなし。説教なし。あるのは、コーヒー片手に隣のやさしい友人が教えてくれるような、落ち着いた話し方の基本だけ。読み終えるころ、お金の話は、けんかではなく、ただの会話に変わっています。
※本書は『ほったらかしで、お金は育つ』の著者 Daniel Renner による「やさしいお金」シリーズの一冊です。