お金・投資
賢い人ほど、バカな決断をする
自分の脳にだまされないための、やさしい考え方
- 著者
- ダニエル・レナー
- シリーズ
- やさしい考え方 第1巻
- 分野
- お金・投資
賢いはずなのに、なぜか同じところでつまずく人がいます。要らない物を買い、うまくいくはずのない計画にしがみつき、「絶対に正しい」と思い込んで、見事にはずす。そして決まって、こうつぶやくのです。「なんで、あんなことをしたんだろう」。
本書は、その「なんで」に答える本です。いい知らせがあります。原因は、あなたが愚かだからではありません。人間の脳には、生まれつき「落とし穴」がいくつか作りつけられている。その顔ぶれは誰でも同じで、何千年も変わらず、「気をつける」だけでは消せません。でも、一つずつ名前で呼べるようになれば、足を踏み入れる前に、立ち止まれます。
賢い人ほどはまりやすい「思考の落とし穴」を、まったくの初心者向けに、やさしく案内します。
- 損失回避——得の喜びより、損の痛みが大きいわけ
- アンカリング——最初の数字が、その後をこっそり決める
- サンクコスト——もう戻らないお金に、さらにお金を注ぐ
- 確証バイアス——見たいものだけが、見えてしまう
- 社会的証明——「みんなやってる」が、正しさに化ける
- 自信過剰、フレーミング、後知恵、そして「生き残り」だけが見える罠
数式も、専門用語も、心理学の知識もいりません。出てくるのは、笑ってしまう小さな失敗と、それをほどく本物の知恵だけ。全体を貫くのは、この一言を口ぐせにすること——「いま、自分は自動運転になっていないか?」
もっと賢くなる必要は、ありません。あなたは十分に賢い。足りないのは、その脳の「取扱説明書」だけです。
「わかっているのに、やめられない」と気づいたら、次は「続かない」を仕組みで解く番です。続刊『小さな習慣が、人生を複利で変える』へ。
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