人見知りのための雑談
最初のひと言の、小さな台本
- 著者
- 永井 健
- シリーズ
- 話すのが、少し楽になる シリーズ 第1巻
- 分野
- 会話・人間関係
- 形態
- 電子書籍(Kindle)/紙書籍
- 出版社
- 文灯社
エレベーターで二人きり。何か言わなきゃと思うほど、言葉が喉の奥でつかえる。そして家に帰ってから「ああ言えばよかった」と何度も思い返して落ち込む——雑談が苦手で、会話が続かない。そんな夜をくり返してきたあなたへ。
あなたは「コミュ力がない」のではありません。ただ、最初のひと言の「小さな台本」を、まだ持っていないだけです。
この本は、内向型・人見知りのための雑談の本です。「明るくなれ」「もっと話せ」とは言いません。人見知りのまま、準備と小さな技術で、人と向き合えるようになるための一冊です。
こんな場面で固まる人のために書きました。 ・エレベーターや給湯室で、知り合いと二人きりになったとき ・初対面ばかりの集まりで、壁ぎわから動けないとき ・職場で、雑談の輪にうまく入れないとき ・会話のあと、ひとり反省会が止まらない夜
本書が渡すのは、気の利いた話術ではなく、詰まったときに戻れる「避難先」です。 ・気の利いた話題を探さず、目の前のものを一つ言うだけでいい ・自分が話さなくていい。質問と「くり返し」で、相手に話してもらう ・沈黙は失敗じゃない。少しだけ自分を見せて、きれいに終える ・一回で打ち解けようとせず、小さな接触を何度も重ねる
各章の終わりには、声に出して試せる小さなワークを置きました。読むだけで終わらせず、本番で口が動くようになるまで、一歩ずつ付き合います。
読み終えるころには、もう、手の中に小さな台本があります。内向型のまま、それを持って、外へ。
本書は「話すのが、少し楽になる」シリーズの入口、第1作です。読み終えたら、次の場面へ。話すより聞くで好かれたいなら第2作『聞くだけで、好かれる』、頼まれごとを抱え込みがちなら第3作『やさしく、断る』、会議で黙ってしまうなら第4作『会議で、ひと言』。どれも内向型のまま、次のひと場面が楽になります。