運のいい人の暮らし
運のいい人の習慣――神社のお参りと年中行事に学ぶ、十二の小さな手入れ
- 著者
- 白鳥 遥
- シリーズ
- 運のいい人 シリーズ 第1巻
- 分野
- スピリチュアル(運・神社・心の持ちよう)
- 形態
- 電子書籍(Kindle)/紙書籍
- 出版社
- 文灯社
「あの人は、なんだか運がいい」。そう思ったことはありませんか。特別なことをしているようには見えないのに、いいことがよく起きているように見える。こちらの毎日は、悪くはないけれど、なんとなくつまらない。
先に、はっきり書いておきます。この本には、運がよくなる方法は書いてありません。こうすれば福が来る、これをやってはいけない、この向きに置けばいい。そういうことは一行も書きません。書けないからです。確かめる方法を持っていないものを、あるように書くことはできません。効きめを保証されたとたん、なんとなく気持ちが引いてしまう。この本は、そういう人のために書きました。
書いてあるのは、十二の小さな手入れです。材料は三つのところから拾ってきました。昔から続いている神社の作法、季節ごとの行事、そして暮らしの中に残っていることわざ。どれも誰かが思いついた新しい方法ではなく、長いあいだ、たくさんの人が続けてきたものです。信用しているのは、効きめが証明されているからではなく、長く続いたという一点です。
たとえば、こんな見方をしていきます。 ・運は「来る・来ない」ではなく、「気づく・気づかない」の話かもしれない ・自分の声をいちばん近くで聞いているのは、自分だということ ・ついてない日の意味は、その日のうちには決まらないということ ・予定を埋め切ってしまうと、来たものを受け取れなくなるということ ・溜まったものは、気分ではなく日付で下ろせるということ ・願いは、一文にすると明日の選び方が変わるということ
各章の終わりには、その日にできる小さなことを一つだけ置きました。道具は要りません。書きものもさせません。時間も、ほとんどかかりません。全部やらなくてかまいません。気になった章の一つだけで足ります。
読み終えたあと、いいことの数が増えるかどうかは、わたしには分かりません。ただ、目の前を通っていったものに、前より少しだけ気づけるようになっているはずです。運のいい人の暮らしは、たぶん、そこから始まっています。